歯科医療機器歯科器具 | 日記 | 歯周病実際の治療は?


2019/07/16
歯周病実際の治療は?


ここからはうえの歯科医院で実際に行っている歯周病治療に関してご案内します。 大まかな流れはこちら。
1・歯周病検査
2・歯 磨きの練習
3・縁上歯石のクリーニング
4・縁下歯石のクリーニング
5・歯周病精密検査
6・必要な部位の外科治療
7・必要な補綴処置など この間、必要に応じて揺れている歯(動揺歯)の固定、抜歯なども同時に行っていきます。
このように、歯周ポケットに汚れがたまると歯肉がはがれていきます。 歯肉がはがれるとは…???
普通、組織と組織の結合は両方から手を伸ばしてつないでいる状態なのですが、歯肉と歯槽骨の結合は歯肉側からしか手を伸ばしておらず、片思い結合です。(ヘミデスモゾーム結合)
他の組織の結合より脆弱ではがれやすいです。
歯肉と歯槽骨の結合がはがれると歯周ポケットが深くなり、嫌気性菌である歯周病菌は喜んで入っていきます(超音波スケーラー)。
そしてまた奥の結合がはがれて…いわゆる悪循環…!!
そして歯槽骨に菌が近づくと、骨は菌に弱いので菌から逃げようととけていきます。
一度溶けた骨はもとには戻りません。 この歯周ポケット内で繁殖した菌を血液の中の石灰分によって固められたものが縁下歯石という、歯周ポケット内の歯石です。
縁上歯石と縁下歯石は固められたのが唾液か血液かの違いです。
縁上歯石(よく下顎前歯の裏側にできる白い歯石)は唾液の成分によって固められたものです。
縁下歯石はは血液の成分によって固められ、黒褐色でとても硬いです(エアースケーラー)。

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