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今までのセラミックの弱点を補うジルコニア

2019.08.23

ジルコニアとは、酸化ジルコニウムを安定化させたセラミックで、宝飾品として知られるキュービックジルコニアとほぼ同じ成分で出来ています。 強度としなやかさ、美しさを兼ね備えたセラミックの中でも特に優れた素材です。ジルコニアによって、より丈夫で審美的な歯をつくることができます。


従来のセラミックは、硬いけれど脆く割れやすい傾向があったため、金属を内側に使用して補強する必要がありました。しかし、ジルコニアは金属よりも硬い上に曲げ強度も高いため、今までならオールセラミックでの治療が困難だった症例でも、ジルコニア・セラミックだけで行う美しい治療が可能となりました。


より審美的に、幅広い症例に対応
ジルコニアは内側に金属を使用しないため、より透明感のある美しい仕上がりになります。また、従来のオールセラミックの素材よりも強度が高いだけでなく、軽いひび程度であれば、結晶の構造を変化させて自己修復する機能も備わっています。
そのため、従来のオールセラミック素材では、すぐに割れたり欠けてしまったりして実用性が乏しかった、噛み合わせる力の強い奥歯や、長いブリッジの治療も、金属を使わずに製作することができるようになりました(ホワイトニング 照射器)。
内側に金属を使用していないので、加齢などで歯肉がやせてきた時に、歯の根元部分に、黒いラインが見えてくることもありません。


ジルコニアが適した症例は?
ジルコニアもその他のセラミックも、レジン(歯科用樹脂)とは違って、時間が経過しても色は変化しません。 コーヒーやワイン、喫煙といった外的な着色因子では変色しませんし、レジンのように飲食の際に水分を吸収して、その結果色が黄ばんでくるということもありません。
ジルコニア以外のセラミックにもそれぞれ特徴と適性がありますが、硬度や曲げ強度の高さから、ブリッジ、クラウンなど差し歯の治療やインプラントの上にかぶせる歯にはジルコニアが適しているといえます(歯科 シェードガイド)。

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